マタイによる福音書


マタイ11-17

 

イエス様の系図は、アブラハム、ダビデといった、権威ある系図ではありませんでした。系図の中には、ユダヤ人から嫌われていた異邦人(ユダヤ人以外の外国人)もおり、罪の中に翻弄され生き続けたバト・シェバという女性もいました。また、一人の女性マリアもいました。イエス様は、弱さを抱えた者に寄り添い、共に生きてくださる存在です。それは、私たちは愛されている、ということです。マタイによる福音書は、キリスト者とユダヤ人との対立が深まっていく時代にあって、イエス様を信じる生き方とは、どのような生き方なのか、しっかり書かれています。マタイによる福音書を学ぶことによって、弟子としての使命が、はっきりしてきます。それは、私たちをすっきりさせます。マタイによる福音書を、共に学び、イエス様の福音を喜びましょう。

 

感想

・マルコによる福音書を土台として、書かれている。

・マタイ福音書が書かれた時代は、信仰共同体としての群れができつつあった。

・キリストを信じることは、どのように生活していけばよいのか、ずれがあったと思われる。

ラハブとは異邦人だった。旧約聖書に記されているエリコ攻略の時に助けだされた遊女。ユダヤ人からは外国人として、いみきらわれていた。

ルツも異邦人だった。モアブ人。

・バト・シェバは、ダビデが旦那ウリヤをわざと戦地におくり殺し、奪い取った妻だった。