マタイによる福音書


マタイ118-25

 

ヨセフは、絶望的でした。なぜなら、結婚する前にマリアが妊娠してしまったからです。ヨセフは優しい人だったので、ひそかに縁を切ろうと決心しました。

しかしヨセフは夢の中で、天使に言われました。

「恐れず妻マリアを迎え入れなさい」。ヨセフは、びっくりしたでしょう。しかし、ヨセフは神さまの言われた通りマリアを妻と迎え入れました。神さまはどんな絶望な時も、一人ではないことを教えています。どんなに辛い困難も一人では耐えられませんが、誰かが共にいて手をにぎっていてくれると、耐えられない困難は、耐えられる困難にかわるのです。イエス様は、インマヌエルと呼ばれます。それは、「神は我々と共におられる」という意味です。イエス様、私たちがどんな孤独の中にいようとも、「あなたと一緒にいるか、恐れることはない」と慰めてくださいます。

 

感想

・マリアはヨセフと婚約していた。

・結婚する前に、マリアは身ごもってしまった。

・ヨセフはマリアを訴えて、石打ちの刑にすることもできたがマリアを守ろうとして、ひそかに縁を切ろうと決心した。

・マリアはこの時、14歳くらいだった?

・そんな絶望の中にいるヨセフに向かって、20節で天使が夢にでて現れました。「恐れず妻マリアを迎え入れなさい」。あなたは一人じゃないよ、ということです。全ての責任は私がとるから安心して神さまに委ねていなさい、ということです。

・一番辛い困難は孤独。しかし、誰かが共にいて手をにぎってくれていれば、耐えられる困難に変わる。幸せな困難にかわる。

21節に、この子は自分の民を罪から救うからであると、書かれている。私たちの罪はイエス様によって赦されます。どんな失敗をしても、人はやり直すことができるのです。