マタイによる福音書


マタイ2337-39

 

神さまは、どんなに傷ついた子どもでも愛しています。反抗してきたとしても、愛しています。しかし、人間は神さまの愛に応じようとしませんでした。神さまは愛しているのに、心を閉じていました。これが、人間の現実の姿です。現在も、同じことがおこっています。神さまは、私たちを愛したくてしょうがないのです。めん鳥が雛を羽の下に集めるように、守りたくてしょうがないのです。どんなに、弱く不完全であったとしても、神さまは人間を愛しているのです。大切なのは、その愛に気づくことです。方向を変えて、「私は愛されているんだ」と、神さまのほうへ近寄ることです。神さまは、私たちの存在を喜んでくださっています。天のお父さんと、神さまのほうへ、向きを変えていきましょう。そして、「神さま、私を愛してくれてありがとう」と、感謝を伝えましょう。

 

黙想

37節で「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前らの子を何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。」とイエス様は言っておられる。

 

・イエス様は、ファリサイ派や律法学者たちも愛していたことが読み取れる。愛したくてしょうがない、神さまの愛が伝わってくる。