マタイによる福音書


マタイ266-13

 

イエス様は、女性がしてくれた、精一杯の奉仕を喜んでくれました。石膏の壺を持って近寄り、食事の席についておられるイエスの頭に香油を注ぎかけてくれたのです。弟子たちは、無駄づかいと、言いました。高く売って、貧しい人々に施すことができたのに、と憤慨したのです。

 確かに、無駄遣いにみえたでしょう。しかし、イエス様は、喜んでくれました。なぜでしょうか。イエス様は、「この人はわたしの体に香油を注いで、わたしを葬る準備をしてくれた」からだというのです。イエス様は、どんな小さな人の奉仕でも、喜んで受け止めてくださるのです。

 イエス様の前では、誰もが受け止めてくださるのです。イエス様の前で、自分は何ができるからと心配しなくてよいのです。ありのままの姿をみせるとき、イエス様は喜んでくださるからです。私たちも、教会に、イエス様に奉仕をできたら、喜んでしましょう。

 

黙想

・ベタニアでらい病の人シモンの家におられた時の話。

・一人の女が、石膏の壺を持って近寄り、食事の席についておられるイエスの頭に香油を注ぎかけた。

・弟子たちは、憤慨して、なんで無駄使いをするのか、と言っている。

 

・イエス様は、良いことをしてくれたのだ、と褒めている。