マタイによる福音書


マタイ1238-42

 

しるしを見ないと信じないのは、人間の限界かもしれません。見たら神さまを信じますとか、奇跡を行ったらあなたを信じます、というのが人間。いまは、神に背いた、よこしまな時代かもしれない。神さまとの、愛の関係を壊し、偽りの関係を築いてしまっている。イエス様の十字架によって、私たちは赦される。誰もが、神さまの愛の前でやりなおせる。神さまに、これでも私たちを愛せますか?と、試し行動をしなくてもいいのである。私たちは、とことん愛されているから、まっすぐに神さまの愛を信ずる者でありたい。

 

感想

・「よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない」(39)とあるが、よこしまとで神に背いたとは、姦淫を犯している、という言葉が使われている。

・夫婦の関係を裏切っている不倫の時代だといっている。

・人間は目に見えるしるしを欲しがる。自分たちのために、神を利用してしまう。

・しるしを見ないと信じないのは、人間の限界。

 

・わざと悪いことをして、「これでも神さまは、私たちを愛せますか?」というのが人間の。イエス様は十字架にかかってまで、私たちを愛してくださった。