マタイによる福音書


マタイ24・15-35

 

世界が滅びても、神さまの愛が滅びることはありません。神さまの愛を信頼し、土台にしているかぎり、世の終わりがきても恐れることは何一つありません。終末の時こそ、すべてが新しくされるときです。終末が近づけば近づくほど、希望を新たにしてよいのです。

 肉体の終わりも絶望しなくてよいのです。闇の中に沈んでゆくわけではありません。神さまの愛に抱きしめられて、天国へ運ばれてゆくだけです。恐れる必要はないのです。

 神さまの言葉は、決して滅びません。神さまの言葉とは、聖書の言葉ですが、神さまの愛もそうでしょう。神さまはわたしたちを愛していることは、決して滅びないのです。たとえ終末がこようとも、いつものように、私たちは神さまを礼拝し、神さまを土台とし、信頼するだけです。特別な日だからといって、パニックにならないようにしましょう。冷静に祈り、愛なる神さまにすべてを委ねていましょう。

 

黙想

・世の終わりに起こる、天変地異について話されている。

・終末の時こそ、すべてが新しくされる時だから、希望を持っていて良い。

・天地は滅びるが、神さまの言葉や愛は決して滅びないから、恐れる必要はない。