マタイによる福音書

マタイ21-12

 

イエス様は、ヘロデ王の時代にベツレヘムでお生まれになりました。占星術の学者たちが、東の方の国から、やってきました。星に導かれて、イエス様のところにいくことができました。私たちも、聖霊に導かれて、イエス様のところに導かれます。大切なのは、自分の常識や先入観にこだわらないこと。神さまは、私たちが愛されないと思っていても、神さまは「あなたはかけがえのない大切な存在」と呼んでくださいます。聖霊は、私たち一人一人に与えられます。今日も、聖霊によって導かれ、人生の歩みを守られている事を感謝します。謙遜になり、自分は何もしっていないと謙虚になり、いつも神さまの聖書の言葉に、驚きをもって耳を傾けましょう。

 

感想

・占星術の学者たちの話は、マタイによる福音書だけに出て来る。

・学者たちは、外国人であり、当時の聖書の民たちにとっては、救いの対象外だった。

・占いは、聖書では禁止されていた。

「あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない。占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない」(申命記18・10-11)

そんな星占いをする学者たちであっても、神様は見捨てることなかった。

・クリスマス時期になると、よく読まれる聖書箇所の一つ。

・神を畏れないヘロデは、私たち人間の心に住んでいる。困ったときだけ、神さまにより頼む、自己中心がある。

3人の学者たちは、ヘロデを畏れるのではなく、神さまの希望を信じ、神さまを中心にしていた。私たちの心には、暗闇があるかもしれないが、聖霊という星によって、イエス様まで導かれるのだろう。心の暗闇を、神さまの愛で照らしてもらいたい。