マタイによる福音書

マタイ1529-31

 

イエス様は、山に上られて座っておられました。あたりの景色がよくみえます。大勢の群衆が病で困っている人を連れてきました。友のために、背負って運んでくる人もいたのではないでしょうか。イエス様は、それを御覧になっていたでしょう。イエス様は一人一人に、機械的に癒されたのではないと思います。一人一人の名前をよび、一人一人を愛し、一人一人を愛されました。すべての人は、神さまから愛されているかけがえのない存在。

 伝道とは、イエス様の前までつれてくることではないでしょうか。強制的にではなく、イエス様の恵みの前に背負ってくることです。あとは、神さまがすべてをなしてくださいます。まずは、自分が神さまから愛されている喜びを感じる所から、はじまるのだと思います。

 

感想

・イザヤ書35・5-6の預言がイエスによって成就している。

・イエス様は、山に上られて座っておられた。山上の説教を思い出す。

・大勢の群衆は、憐みの心で、病人をイエス様のところにつれてきた。自分のためだけではなく、友のために行動する、友人たちの姿に感動させられる。

・信仰とは、自分だけの恵みではない。共に恵みをわかちあうのが、伝道の喜びなのかもしれない。