マタイによる福音書


マタイ1233-37

 

イエス様は、人の口からは心にあふれているところから出て来る、と言います。私たちの心が、神さまの愛で満たされていたら、きっと素敵な言葉がでてくるに違いありません。言葉は、人との関係で築くうえで、大切なものです。その大切なものを、神さまの愛を伝え、わかちあい、共有するものとなるといいですね。神さまの喜ぶ言葉とは愛の言葉。「あなたはかけがえのない大切な存在。あなたは大切な神さまの子ども」などのように、愛のあふれる言葉で語りかけましょう。

 失敗しないように、何もしゃべらなくなってしまわないように、ビクビクしなくても大丈夫。神さまは、私たちが言葉を失うよりも、大胆に神さまの愛のある言葉を語り合うことを、喜んでおられます。助け合って、支え合ってゆきましょう。

 

感想

・言葉によって、人間関係は傷つけあったり、傷ついたりしている。

・言葉は、人の心から溢れて出て来る。

・心の倉をよいもので満たせばよい。神さまの愛で満たせばよい。

32節につながるが、人の子(キリスト)に逆らう者も、神の愛によって赦されると書かれている。しかし、キリストの働きが悪霊によってなされていると考え、神さまの贖いや赦しも、悪霊にするものは、赦されないと書いている。神さまの愛、赦しは、神さまの働きのものと考えて、ありのまま受け止めてゆきたい。そして、信じる者でありたい。

 

・イエス様の赦しを信頼して、大胆に、積極的に言葉を語ることがゆるされている。不注意なことはいってはいけないと、言葉を謹んでおかなければならないと、ビクビクしなくても大丈夫。