マタイによる福音書


マタイ2436-44

 

日常のことで、神さまのことをすっかり忘れてしまうわたしたちに、神さまは目を覚ましていなさい、と言われます。神さまとの交わりをなくし、隣人との間に壁をつくるときに、心の虚しさが残ります。どんな欲望も、この虚しさを消すことはできません。これに抵抗する方法は、心の目を開くことです。神さまに目を開き、困っている隣人の苦しみに目をひらくとき、私たちの心に神さまが愛の光で照らしてくださいます。

 

黙想

・自分の思いを放棄して、神さまの思いに生きる時、一番自分らしく生きられる

・隣人のために時間を無駄にする時こそ、一番有効に時間を活用している。

・神さまとの交わりを絶ち、隣人の間に壁を造る時に、心の虚しさが生まれる。

 

片柳弘史神父のブログ、バイブル・エッセイを参照しました。

https://hiroshisj.hatenablog.com/entry/2019/12/01/180853