マルコによる福音書


マルコ822-26

 

イエス様は、徐々に盲人の人を癒されます。きっと、いきなりありのままの姿を癒されたら目がくらんでしまうからでしょう。その人の状態にあって、イエス様は徐々に癒されるのです。

 イエス様は、私たちの心の目も、曇らせている覆いを少しずついやされます。ある人は劣等感であったり、ある人は罪悪感を抱えているかもしれません。少しずつ少しずつ、ありのままの世界を、イエス様は見せてくださいます。ありのままの世界をみたときに、野に咲いている花がどれほど美しいことか、空を飛んでいる鳥たちが、どれほど懸命に生きているのか、気づくことでしょう。私たちは、宝のあふれる世界に住んでいるのです。イエス様に、心の目を開いてくださるように願いましょう。

 

黙想

・イエス様はベトサイダにいます。

・人々が一人の盲人を連れてきました。

・盲人は、少しずつ癒されていきます。最初は「人が見えます。木のようですが、歩いているのが分かります」と言いました。

 

・そこで、イエス様が両手をその目にあてられると、よく見えてきて癒され、はっきり見えるようになります。