マルコによる福音書


マルコ213-17

 

収税所にレビが座っているのを、イエス様は見ました。レビに、「私に従いなさい。」と言いました。その言葉は、「わたしにはあなたの力が必要です」ということでしょう。レビは、嬉しくて立ち上がりました。今まで、みんなから嫌われていたのに、こんなに優しい言葉をかけてもらったのは初めてです。嬉しくて、涙がでそうになりました。

 イエス様を囲んで、レビの家で食事をすることになりました。徴税人や罪びとたちも一緒です。イエス様は、丈夫な人ではなく、病人のために来ました。正しい人を招くためではなく、罪びとを招くために来ました。それは、どんな人も「神さまに愛されている、かけがえのない大切な子ども」と伝えるために来たのです。

 

黙想

・アルファイの子レビが、収税所に座っておられるのを、イエス様は見られた。

・「わたしに従いなさい」と言うと、レビは立ち上がって、イエス様に従いました。

・イエス様がレビの家で、徴税人や罪びとたちと食事をしていたとき、ファリサイ派の人は、どうして彼は徴税人や罪びとと一緒に食事をするのか、と言いました。

 

・それに対してイエス様は、医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪びとを招くためである、と言われました。