マルコによる福音書


マルコ1542-47

 

アリマタヤ出身で身分の高い議員ヨセフが来て、勇気を出してピラトのところへ行き、イエスの遺体を渡してくれるように願いでました。

勇気を出してという聖書箇所は、イエス様を思って、大胆な行動に移せたのでしょう。イエス様の仲間だと思われたら、ヨセフ自身、不利な状況に追いつめられるかもしれません。しかし、ヨセフには関係ないことでした。イエス様に仕えていたからです。「こうでなければならない」と人生を決めつけているのではなく、「神さまが導いてくれるから、これからどうなっても大丈夫」と確信していたのでしょう。

 

 ヨセフは、また神の国を待ち望んでいた(マルコ1543)、とあります。神の国とは、神さまが支配する国です。神の子供として、どんな時も神さまに愛されて、自分らしく生きられる世界です。私たちも、神さまに愛されている子どもとして、誇りをもって、人々に仕えてゆきましょう。