マルコによる福音書


マルコ1013-16

 

イエス様に触れていただくために、人々が子供たちを連れてきました。弟子たちは、この人々を叱りました。「イエス様は、子供とかまっている暇などないのですよ」と弟子たちは誤解したのでしょう。イエス様は、これを見て、弟子たちに言われます。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである」と言われたのです。

 幼子は、親の言う事を疑わずに信じます。「あなたは愛されている」と言われた時に、そのまま信じます。喜びを体で表現します。幼子は、弱い自分をそのまま受け入れています。親は、ありのままの自分を受け入れてくれると信じています。私たち大人も、幼子のようになって、ありのままの姿を愛されている神さまの愛を、受け入れてよいのです。大人になると、どうしても神さまの愛を疑ってしまいます。清らかな心で、神さまの愛をまっすぐに見つめられますように。

 

黙想

・イエス様に触れていただくために、人々が子どもたちを連れてきました。

・弟子たちは、この人々を叱りました。

・イエス様はこれを見て、憤り、弟子たちに言われました。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。」

 ・そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福されました。