マルコによる福音書


マルコ37-12

 

おびただしい群衆が、イエス様のしておられることを聞いて、そばに集まってきました。イエス様は、多くの病人を癒されたからです。しかし、ただ癒しただけではないと思います。イエス様は、愛の言葉を一人一人に、語りかけたのだと思います。私の想像ですが、「神さまは、あなたを愛していますよ。あなたは病気だけれど、決して呪われた存在ではないですよ。あなたは、神さまの愛されている子どもです」と、優しい声かけをしたのだと思います。

こうして、イエス様の愛は、群衆あいだに広まっていきました。

 現在の教会も、このイエス様と同じことができるはずです。何もルールや規則にこだわる必要はありません。心の底から、「あなたはかけがえのない大切な存在」だと相手に伝え、神さまに祈ればよいのです。

 

黙想

・ティルスやシドンあたりからも、おびただしい群衆が、イエス様のしておられることを聞いて、そばに集まってきました。

・イエス様は、小舟を用意しました。押しつぶされないためです。

・イエス様は、多くの病人を癒されました。

 

・汚れた霊どもは、イエス様を見るとひれふして、あなたは神の子だ、と叫びました。