マルコによる福音書


「気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。それは、ちょうど、家を後に旅に出る人が、僕たちに仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているようにと、言いつけておくようなものだ。だから、目を覚ましていなさい。いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か、あなたがたには分からないからである。主人が突然帰って来て、あなたがたが眠っているのを見つけるかもしれない。あなたがたに言うことは、すべての人に言うのだ。目を覚ましていなさい。」(マルコ13:33-37)

 

生活で忙しいと、心の余裕がなくなってきます。余裕がなくなると、イライラしてきます。それは、すべてを自分の思い通りにしたい、という心の傲慢からきます。

イエス様は、貧しい人たち、困っている人の中におられ、イエス様が来ていたのに、気づかなかったことがあったかもしれません。悩んでいる人に耳を傾けることは、イエス様に耳を傾けることです。忙しすぎて余裕を忘れてしまったならば、心を壊してしまいます。イエス様が来ていたのに気づかなかったら困るので、いつでも余裕を持って準備しておきましょう。

 

黙想

・イエス様は、いつ来るのか分からないで、いつも目を覚ましていなさい、と聖書は語っています。

・イエス様は、貧しい人達の中におられます。自分の時間を守るだけで余裕がないならば、人を受け入れられるために、余裕を生活の中につくりましょう。

・忙しすぎて余裕を忘れてしまったならば、心を壊してしまいます。忙しすぎにならないように、イエス様が来ていたのに気づかなかったら困るので、いつでも余裕を持って準備しておきましょう。